【完全版】留学生が語る中国留学の体験談〜手続きから帰国まで〜

中国留学完全ガイド

yuki

中国留学ってどんな手続きが必要なの?どんな生活が待ってるの?という人のために中国留学完全ガイドを作ってみました。

中国留学は情報が少なくて、留学中の生活をなかなかイメージできず、不安に思ってる人がすごく多いです。

僕もそんな1人の留学生でした。

僕は2019年9月~2020年1月まで復旦大学に留学していました。

この記事では、僕の経験をベースに中国留学に関することを全てまとめました。

ちょっと長くなってしまったので、ぜひゆっくり読んでくださいね

中国留学とは

復旦大学
中国留学とは、中国の大学または語学学校に通うことです。

日本から中国留学する人は少なく、年齢もやや高めなのが特徴です。

 

中国留学の学生数

文部科学省のデータによると、中国留学する人は年間約13,500人です。

海外留学者数の推移
OECDのデータを参照

このグラフと見ると、日本から中国留学する人は多くないけど、極端にマイナーというわけでもないとわかります。

中国留学に来ている人は、つぎの3つに当てはまることが多いです。

  • 中国語専攻の大学生(半分くらい?)
  • 中国に派遣された社会人
  • 両親が中国人のルーツの人

僕の知るかぎり80%くらいはこの3つのどれかに当てはまります。

中国に詳しい人が多くて、頼りになる友達が多かったです。

 

中国の治安

yuki

じつは中国の治安は、日本と変わらないくらいいいんだよ

中国の治安状況は全体としては安定しており,中国政府の統計によると2017年の各種刑事事件の立件数は,約548万件で,前年比約15%減少しています。
外務省海外安全ページより引用

中国はたくさんの監視カメラを設置し、スマホによる個人識別の技術が発展しています。

だから誰がどこで何をしているか瞬時にわかるので、悪いことしてもすぐ捕まることをみんなが理解しています。

yuki

中国で危ないのはこの3つの場所!
  • 空港にいるタクシー
  • 乱雑な事務員(ぼったくり注意)
  • 政治的イベント

僕が留学していた上海では、スリさえ見たことがありません。

その代わり二線都市、四線都市に旅行したときは、ちょっと治安悪いなと感じたことがありました。

MEMO
中国では都市の大きさでランク付けされています。

一線都市…上海、北京、深圳、広州

新一線都市…成都、杭州、重慶、武漢、など

参考:https://chinapass.jp/2019/reports/china_city_level/

中国の治安はだんだんよくなっているので、そこまで心配する必要はありません。

中国の殺人事件発生数は10万人あたり0.8人で、留学先としてはかなり安全な方です。

中国の治安

中国ってそんなに危なくないんだ!

yuki

とはいえ海外だからあんまり油断はしないでね
  • 中国の治安は欧米よりも安定している
  • 油断は禁物、自分の実は自分で守ること
  • 空港で客引きするタクシーには絶対乗らない

 

中国の衛生環境は大丈夫?

上海、北京のような一線都市では、衛生面はそこまで問題ありません。

特に上海は、違法な屋台を一掃したので、町にあるお店はほぼ全て安全です。

yuki

とはいえ、僕も留学初期はよくお腹を壊しました。

中国留学でお腹を壊す

中国に来てお腹を壊す人が多いですが、おそらくつぎのような理由からだと思われます。

  • 水質の変化
  • 生活のストレス
  • 脂っこい料理が多い

たぶん僕の場合は、生活のストレスが多すぎてお腹を壊したのかな、と思っています。

油っぽい料理が多いので、胃もたれすることはあるかもしれません。

日本と中国の水質が違うのは水道水の話です。
水道水を沸騰させて作った料理(スープとか)を飲むと、ちょっとお腹に来るかもしれません。

ミネラルウォーターの硬度は30くらいで日本と大差なかったので、市販のミネラルウォーターは大丈夫です。

いちばん有名なミネラルウォーターは「农夫山泉」で、写真の赤いキャップのやつです。
上海のミネラルウォーター
緑のラベルのお水も有名で、飲んでる人が多かったです。
僕がよく買ってたドリンクたち
飲み物

yuki

じつは僕は中華料理に馴染めず、最初のころはあんまりご飯を食べれませんでした。

中国の学食
「大众菜」は一食10元と安いけど、中国感バリバリの味つけなので慣れるまで大変でした。

でも3週間目から慣れてきて、美味しい中華料理をたくさん食べて、留学生活を楽しめるようになりました。

中国の食事はちょっと独特なので、好みが分かれるところです。

yuki

ほとんどの人は1週間で慣れたみたい!

上海はかなり安全で、大きなショッピングモールではお刺身を食べても大丈夫なくらいです。

留学中、一度もお腹を壊さなかったという人もたくさんいました。(僕は何回も壊したけど)

地方都市だとちょっとわかりませんが、どの地域も学食は安全なので、いろいろ試しながら慣れていきましょう。

お腹壊しても死にません。たぶん。

「中国に行ったら一度はお腹を壊す」という考え方はすでに古いのかもしれない。

 

中国留学のやり方

中国留学って、どんな手順で進むのでしょうか?

全体をざっくり説明すると、このような流れです。

留学生に聞いたところ、現地手続きがキツかったと答えた人が100%でした。

雰囲気はこんな感じです。
入学手続きの写真
大学の至る場所にブースがあって、順番通りに手続きを進めます。

慣れない環境にきたばかりでこんなことするのは大変ですが、いい経験になります。

事務員はてきとうだし、手続きは長いし、僕が現地で手続きしたときは雨だったので余計大変でした。

中国留学の手続きに関しては「中国留学まえにやるべき10の準備リスト」のステップを参考にしてくださいね。

↑目次に戻る

中国留学のメリット

復旦大学のカフェ
中国留学は大変でしたが、僕はたくさんのメリットを見つけました。

 

留学費用が安い

中国留学は、他の国へ留学するのに比べて、留学費用が圧倒的に安いです。

復旦大学を例にすると、費用はこのような内訳です。

  • 授業料…10,500元/学期
  • 寮費…150元/日
  • 学食…10元/食

復旦大学は上海にあるので、物価が高めです。

復旦大学に語学留学すると「unijia」という寮に住む人がほとんどですが、ここがかなりぼったくりなんです。

お部屋はまぁまぁきれいなんですけどね。
unijia

できれば奨学金をもらって寮費を免除してもらいましょう。

yuki

中国では、食費がすごく安いです。

街のお店に入ると一食15元くらい(250円以下)で食べることができます。

こちらは僕がよく通っていた肉まんやさん。
上海のお店
肉まん1つが1.5元(20円くらい)なので、食費はすごく浮きます。

こちらは「煎饼果子」という山東料理を作ってくれるお店。
山東料理のお店
1つ6元(90円)で、お腹のすいた朝によく食べてました。

友達とご飯を食べに行ったとしても、生活費は毎月5万円あれば困らないです。
(旅行とか観光地巡りとかするとお金がかかります)

 

日本では知れない世界を見れる

中国に行くことのメリットは、日本では知ることのできない世界を知れることです。

日本にいるとあんまり意識しませんが、日本から見た世界ってけっこうかたよってます。

でもそれは日本が悪いわけじゃなくて、どこの国もそんな感じです。

地球から月を見ても裏側が見えないように、1つの国から世界を見ても、見えるのは一部分だけです。

yuki

だから自分で行動して、本当の姿を感じることが大事なんだと思っています。

中国に行けば中国の本当の姿がわかるし、日本っていう国を外から眺めることもできます。

そこでどのような印象を持つかは人次第ですが、日本にいるだけの人よりははるかに広い視野で物事を判断できるようになるでしょう。

 

心が広くなる

yuki

ほんとにね、心が広くなります笑

心が広くなるというのは、ちょっとあいまいな言い方ですが、次のような背景があります。

  • ガサツな人が多いので慣れる
  • サービスへの期待値が低い
  • 他人を気にしない国民性に染まる

中国に来たばかりのころ
中国の環境に苦しむ

中国生活に慣れてきたころ
中国の環境に慣れる

たった1ヶ月でびっくりするほど成長していますね。

中国人は、良くも悪くもガサツです。

日本人から見たら行儀悪く見えるし、うるさいし、日々の生活でいらっとすることは数え切れないです。

yuki

でもマナーって自分を律するものであって、相手を制限するものじゃないんですよね

こうあるべきだという姿を持つのはいいけど、それは自分が達成すればいいので、他人に期待することはやめました。

そうすると周りの言動でイライラしなくなって、なんだか心にゆとりが生まれたように思えます。

そして中国にいる人はこんな感じの人が多いので、みんなのびのび暮らしています。

上海の町に屯う人々

↑目次に戻る

中国留学のデメリット

復旦大学の夕方
とはいえ、中国留学にはデメリットもあります。

正直、中国留学では学べることがとても多いけど、僕はみんなに中国留学をおすすめしようとは思えません。

 

良くも悪くもストレスが多い

中国は日本と近くて文化的にも似ていますが、国民性がかなり違うので、生活上のストレスがすごく大きいです。

  • 中華料理に馴染めない
  • 中国の自由すぎる雰囲気が合わない
  • 日本の用事との板挟みになる

などなど、人それぞれストレスはあったようです。

それでも帰ってしまうほどストレスに押しつぶされた人はいないので、なんとかなります。

どこの国に行っても、これらの文化の違いは経験することですよね。

yuki

留学の醍醐味だいごみは文化を感じること!

 

日本の家族・友達からは理解されにくい

中国に留学したいって話したとき、普通の家庭ではなかなか理解されないことが多いです。

やっぱり日本での中国のイメージは悪いので、そこへ我が子を留学させようっていう両親は少ないです。

僕の両親も典型的な日本人、中国へのイメージがかなり偏っている人たちなので、この両親を説得するのは大変でした

中国留学に来ている日本人のほとんどが中国ルーツの家系だったり、中国語専攻の学生だったりするのは、ここにも原因があるかもしれないですね。

yuki

でも僕の両親は、僕の留学をきっかけに考え方が変わったようです。

母親の中国を見る目が変わった

あれだけ中国が嫌いだったのに、僕の留学生活を見て、中国を見る目が変わったようです。

上海に旅行したいと言い出したり、中国語を勉強し始めたり、、、

人ってふしぎですね。

ただ日本の友達は、僕が中国に行ったのを信じられないっていう目で見ることもあります。

ほとんどの友達は応援してくれているので、人のチャレンジを応援してくれる人とこれからも付き合っていこうと思えました。

 

ネット規制がある

中国には、インターネットの閲覧制限があります。

主にGoogle関連のアプリ、YouTube、Twitter、インスタグラムなどなど色んなものに制限がかけられています。

じつはこうして書いているブログにも、ちょっと影響が出たりします。
カフェでブログを書いている

なので僕たち留学生は、VPNを使って日本の通信を使うことでいつもの通信を利用することができています。

↑目次に戻る

中国留学生の日常

それでは、僕の留学生活をざっくりと紹介します。

授業のカリキュラムは大学やクラスによって違うので、参考程ていどに見てくださいね。
 

1週間のスケジュール

fudan-schedule
中国の大学では、1限は8時からスタートです。

僕のクラスは金曜日だけ1限でしたが、平均的には週に2~3日1限があります。

また、普通は週5日(月〜金)に学校があります。
いちばん上のクラスだけなぜか、週休3日でした。

 

学校生活

復旦大学の外観
学校生活では、授業がメインです。

僕が留学した復旦大学では、つぎのようなカリキュラムでした。

中国留学の授業カリキュラム

日本人がいちばん多い中級クラスは、5つの科目があります。

科目頻度内容特徴アドバイス大変さ
精读毎日長文精読日本人は得意め。単語と文法がメイン。毎日あって分量が多いので、優先的に復習していく。[jinstar3.0]
泛读週1回スピード読解読むのも解説もスピードが速い日本人が一番得意な科目。宿題もそんなに多くない。[jinstar2.0]
口语週2回スピーキングスピーチ、討論、発言苦労する人続出。予習は念入りに。[jinstar5.0]
听力週1回リスニング意外と難しい。実は一番の鬼科目ではという説も。試験前は教科書の文章をよく読んで内容を覚えとく[jinstar5.0]
写作週1回作文テンプレの確認、宿題の間違い修正宿題が大変。HSKを意識してそう。宿題の締め切りが速いのですぐ宿題に取り組む[jinstar4.0]

くわしい授業の紹介は、「中国留学の授業を徹底レビュー!」の記事を読んでくださいね。

復旦大学は中国でもいちばんというほどカリキュラムが充実していて、クラス数も多いです。

同じく上海の同済大学に通っている友達は、このようなカリキュラムだったそうです。

周一周二周三周四周五
1,2限
8:00~9:35
高级汉语写作高级汉语写作高级泛读
3,4限
10:00~11:35
高级汉语视听说高级汉语高级汉语视听说

カリキュラムはどの大学に行くかで変わる。
外国人教育に優れた大学は日本人が多いが、授業も充実している。

 

どんな友達ができる?

留学では、どんな友達ができるかも不安ですよね。

僕も、留学前はすっごく不安でした。

yuki

日本語が通じない友達としゃべったりできるのかな…?

yuki

友達ができなくてずっと1人だったらどうしよう…

そんな感じで不安に押しつぶされそうで、日本を出発する飛行機の中ではずっと涙目でした笑

でも実際に中国へ行くと、すぐに友達ができて、楽しい毎日を一緒に過ごしてくれました。

classmate

クラス主な国籍使用言語
初級クラス欧米系英語
中級クラス日本/韓国/欧米中国語/英語
上級クラス日本/韓国中国語

中級クラスまでは欧米系の学生が多く、みんな英語で会話しており、英語が苦手な学生さんは大変みたいです。

上級クラスになると会話は全て中国語になります。
ペラペラなわけではありませんが、なんとなくでも伝えることができるので、意外となんとかなります。

学校が始まって2ヶ月経った11月に、仲良くなった韓国の子と2人で旅行に行きました!

行ったのは開封〜洛陽です。

yuki

すっごく綺麗で、楽しかったです!

清明上河园
清明上河园

韓国人から本物のサムギョプサルを習う
韓国人が教えるサムギョプサル

実はこの韓国のこと仲良くなったのは、学校が始まってから2週間後のことでした。

最初はちょっと仲良くなれないかな〜って思ったけど、たまたま帰り道が一緒になって、一緒にカフェでおしゃべりしたらすごく仲良くなりました!

yuki

みんな友達がほしいと思ってるので、おしゃべりのチャンスはたくさんあります!

学校の最初は日本人留学生会の歓迎会もあります。

 

中国の街を散策する

せっかく中国まで来たんだから、授業を受けてるだけじゃもったいないですよね。

とくに語学生は時間に余裕があるので、どんどん街にでて探索しましょう!

yuki

僕のお気に入りは「朱家角」です!

朱家角小道の景色

朱家角は中国三大水郷のひとつで、中国古代の奥ゆかしい雰囲気が残った観光地です。

朱家角のかわ

上海に来る機会があったら、ぜひ行ってみてくださいね!

中国ではシェア自転車を使えると移動が便利になります。

中国のシェア自転車mobike

 

学校以外に参加したアクティビティ

中国にはいろんな団体があるので、積極的に参加してみましょう!

駐在員の人たちが作っているスポーツクラブや、日本人留学生会などもあります。

これらの情報は、クラスメートの駐在員さんだったり、日本人留学生会(JSA)から聞くことができます。

↑目次に戻る

中国留学の種類

上海外国語大学のポリシー
中国留学と一言にいっても、いろんな種類があります。

自分の留学がどれに当てはまるのかを知っておかないと手続きでめんどうなことになるので、必ずチェックしてくださいね。

お仕事で中国へ行く人はビザの申請が複雑になる場合があるので、会社にビザ関連の手続きを確認するようにしましょう。

 

短期留学プログラム

期間数日〜数週間
留学先大学、語学学校
目的文化体験、中国語研修
必要な語学力なし
その他条件なし

 
こんな人におすすめ

  • 連休を生かして中国に行きたい
  • 長期の休みが取れない
  • 長期留学前に下見したい

短期語学留学

期間1~3ヶ月
留学先大学、語学学校
目的中国語
必要な語学力なし
その他条件高校卒業、など

 
こんな人におすすめ

  • 大学の長期休暇で留学したい
  • 中国で働く前に中国語を学びたい

 

長期語学留学

期間半年~一年
留学先大学
目的中国語、その他特別科目
必要な語学力なし、HSK5級
その他条件高校卒業、18歳以上、など

 
こんな人におすすめ

  • 中国語をしっかり学びたい
  • 中国での生活を体験したい
  • これから中国関係の仕事が始まる

 

本科留学

期間4年
留学先大学
目的中国の大学で学ぶ
必要な語学力HSK5級~6級
その他条件高校卒業、入学試験合格、など

 
こんな人におすすめ

  • 中国で大学生活を送りたい
  • 中国の強い学問を学びたい
  • 中国の企業に就職したい

 

大学院留学

期間2年
留学先大学
目的専門学問を学ぶ
必要な語学力HSK6級
その他条件大学卒業、入学試験合格、など

 
こんな人におすすめ

  • 中国語専攻の博士を目指す
  • 中国の企業で活躍したい
  • 世界レベルの大学で専攻を極めたい

↑目次に戻る

中国留学の費用

中国は数ある留学先の中でも、安く留学できる国です。

とはいえ中国は広くて、どの地域に留学するかによって費用はかなり変わります。

yuki

今から紹介するのは上海に留学した僕の内訳です。
 

大学の授業料など

学費10,500元/学期
申請費400元
学校保険400元/学期

語学留学の授業料は、平均すると8,000元/学期 が一般的です。

孔子学院奨学金生や交換留学生は、学費免除となります。

 

現地の生活費

上海での生活費は、1ヶ月5万円あれば十分です。

旅行にたくさんいったり、ディズニーにいったりする人はもっとお金がかかります。

学食をメインに食べたり、カフェをやめて図書館勉強したりすれば、もっと費用を削れます。

[jin-fusen3 text=”中国生活に慣れてきた頃の生活費”] 中国留学出費11月

 

奨学金を利用しよう

中国留学にはいくつかの奨学金を受けることができます。

主な奨学金は中国政府奨学金です。

奨学金はいくつかありますが、留学の種類による条件があるので、語学留学生は受けれる奨学金が限られています。

奨学金にはHSKが必要なので準備しておきましょう。

↑目次に戻る

中国留学におすすめの都市

上海の外灘
中国留学と一言にいっても、地域によって生活はかなり変わります。

それぞれの地域でもはや国が違うくらいの差があるので、どこの都市を選ぶかはじっくり考えましょう。

 

上海市

気候夏:30℃、冬:4℃
治安★★★★★
発展度★★★★
日本人の数多い
特徴商業・金融・工業・交通などの中心地
物価高い
主な留学先
  • 復旦大学
  • 上海交通大学
  • 同済大学
  • 上海外国語大学
  • 華東師範大学

 

北京市

気候夏:26℃、冬:-3℃
治安★★★★
発展度★★★★★
日本人の数多い
特徴経済・学術・文化の中心地
物価高い
主な留学先
  • 清華大学
  • 北京大学
  • 北京語言大学
  • 中国伝媒大学

 

四川省

気候夏:25℃、冬:5℃
治安★★★★
発展度★★★★
日本人の数少ない
特徴四川料理、中国最大のパンダ保護区
物価安い
主な留学先
  • 四川大学
  • 四川師範大学
  • 電子科技大学
  • 四川理工大学

 

大連市

気候夏:25℃、冬:-5℃
治安★★★★
発展度★★★
日本人の数普通
特徴国際金融・交通・物流センター
物価高め
主な留学先
  • 大連理工大学
  • 大連外国語大学
  • 遼寧師範大学
  • 東北財経大学

 

深圳市

気候夏:30℃、冬:15℃
治安★★
発展度★★★★
日本人の数多い
特徴中国屈指の世界都市、金融センター、IT技術
物価高い
主な留学先
  • 深圳大学
  • 深圳技術大学
  • 南方科技大学

 

ハルビン

気候夏:20℃、冬:-20℃
治安★★★
発展度★★★
日本人の数普通
物価普通
主な留学先
  • ハルビン工業大学
  • ハルビン医科大学
  • ハルビン工程大学
  • 黒竜江大学

 

留学先の都市の選びかた

留学先の都市を選ぶのは、ちょっと難しいです。

よくある判断基準は、つぎの3つです。

  • 標準中国語のある地域
  • 歴史を感じれる地域
  • 発展している地域

きれいな中国語を話す地方だと言われるのは、ハルビンなどの東北地方です。
標準中国語って、東北の中国語なんです。

中国の歴史を学びたいなら北京、発展した都市を見たいなら上海、という考え方もよくあります。

中国それぞれの地域に良さがあるので、考えだすとキリがないですね。

yuki

正直、どこにいっても学ぶものは多いです。

標準中国語はどこでも学べるので、環境や大学の専攻などを比較して考えよう

↑目次に戻る

留学中に中国語を伸ばす方法

中国留学の教室
たまにですが、中国留学したのに中国語が上達しなかった、という人がいます。

次は、中国留学で中国語をしっかり上達させるための心得を、僕なりにお伝えします。

 

学校の授業をまじめに受ける

何はともあれ、学校の授業をしっかり受けることがいちばん大事です。

中国留学で習う内容は、中国語教育で世界一のレベルを誇る北京語言大学が提供しているプログラムに基づいています。

yuki

こちらは僕のクラスの中間試験です。

fudan-test1fudan-test2
fudan-test3fudan-test4

yuki

めっちゃむずかしいですよね。。。

学校の授業をしっかり受けて、しっかり復習しないと点数は取れません。

でも、これだけの中国語がわかるようになれば、日常の中国語はすごくかんたんに感じるので効果は高いです。

この試験は復旦大学でいちばん上のクラスのテストです。それぞれのクラスのレベルに合わせた試験が行われるので、しっかり授業を受けていれば問題ありません。

 

現地のテレビ番組を見る

中国語のリスニングをきたえるおすすめの方法が、中国のテレビを見ることです。

でも寮によってはテレビがなかったり、有料契約だったりします。

だから僕がよく見ていたのは、CCTVです。

CCTVとは、中国中央電視台のことで、ネットで見れるテレビです。

cctv

ニュースや総合チャンネル、ドラマにスポーツまで見れるので、学校の宿題でニュースを探すときにもよく使っていました。

CCTVは、「GoogleChrome」を使えば見ることができます。

じつは日本からでも見れるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

中国のアプリをダウンロードする

中国語を学ぶ若者に人気なのが、中国のアプリを使って中国語に触れることです。

中国にはいろんなアプリがありますが、僕が特におすすめするのはこの5つです!

人気アプリ
  • 小红书
  • 哔哩哔哩
  • 爱奇艺
  • 微博
  • 蜻蜓(qingting)FM

哔哩哔哩だけは、AppleIDの地域を中国にしないとダウンロードできません。

もし残高があって地域変更できない人は、中国の電話番号をもてば新しいAppleIDを作れるので、そっちを中国アカウントにしましょう。

そのほかに留学生におすすめのアプリは何十個もあるのですが、留学生活に使えるアプリを厳選するなら以下の5つです。

留学生活におすすめのアプリ
  • wechat
  • 大众点评
  • 叨叨记账
  • 淘宝
  • 百度地图

これらのアプリについては「留学生におすすめ中国アプリランキング」の記事にくわしくまとめたので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

 

店員さんに話しかける

中国では働きかたがラフなので、店員さんもけっこうリラックスして仕事しています。

注文のついでに料理の特徴を聞いてみたり、「写真撮っていいですか?」から会話に発展することもあります。

僕はよくいくカフェの店員さんに、しょっちゅう話しかけられてました。(嬉しかった)

お気に入りのカフェ
上海でお気に入りのカフェ

ある時は、
「それ何のアプリ使ってるの?教えて!」
とわざわざメモ帳まで持って僕のテーブルにきたこともありました笑

ちなみにこれです。
カフェの勉強風景

これは「GoodNotes」っていうiPadのアプリです。500円するけど使いやすいのでおすすめ。

お客さんがいなくてひまそうな店員さんには、積極的に話しかけましょう!

手押し車で果物を路上販売している人にはカメラを向けないように!

彼らはグレーな商売をしているので写真を極度に嫌がります。

 

中国語しか通じない友達をつくる

中国語しか話せない環境にいると、自然と中国語で表現できる力が付きます。

中国留学のメリットは、中国語に囲まれた生活を送ることができることです。

中国語しか通じないって思うと、無理やりにでも中国語を使おうとするので、中国語で表現するのが上手になります。

でも気をつけて欲しいのが、そこで満足してはいけないことです。

ある程度通じるようになると、同じ表現ばかり使ってしまいがちです。

yuki

これは本当に留学生あるある

こう言ってればだいたい通じるからOK、、、というのは会話テクニックとしては良いことです。

でもさらに上達を目指すなら、言えなかったことをメモして帰ってから正しい表現を探すなどのインプットしっかりやるべきです。

たくさん教科書を読んで新しい言葉を覚えて、友達とたくさんおしゃべりして、そうして実力が上がっていくんです。

MEMO
「単語覚える→短文を作る」はスピーキング授業の定番!

 

中国人の友達をつくる

大学のサークルに入ると、中国人の友達ができます。

中国の若者はけっこう日本に興味がある人が多いので、友達はつくりやすく感じました。

僕はいくつかのサークルに顔を出しましたが、そもそも外国人が珍しいのか、向こうからかなり声をかけられました。

あるときはサークル後、一緒に飲みに行こうと誘われたことも。。。

Hey!你想喝什么?

yuki

(うわ〜〜中国人お酒強そう…)你们经常去哪里?

我们经常去coco!你喜欢珍珠奶茶吧?

yuki

タピオカかい!!!

日本の大学生活に慣れきっていた僕は、サークル後の飲みと言えばお酒しか思い浮かばなかったんです。

とても恥ずかしい。

そしてサークル後に6人の男の子たちが仲良くタピオカを飲みにいく姿、なんとも可愛らしかったです笑

夜10時にはみんなそれぞれの寮へ帰宅。

中国ではこれが普通らしいです。すばらしいですね。

こんな感じで、中国人の友達ができると、中国人の普通の大学生活も体験できるようになります。

yuki

思い切ってサークルに参加してみよう!

↑目次に戻る

日本人の友達は大切にしよう

復旦大学JSA日中交流会
北京や上海へ留学に行くと、大学にはたくさんの日本人がいることがあります。

よく言われるのが「留学中は日本人をシャットアウトする」という考え方ですね。

でも僕は、これはすごくもったいないことだと思っています。

 

日本語シャットアウトはもったいない

日本人との付き合いをさけるのは、すっごくもったいないことです。

すでに紹介したように、中国に来る日本人は、それぞれがいろんな人生背景を持っています。

  • 両親が中国人ながら日本で生まれ育ち、大学生になって自分の育ったルーツを知るために中国に来た人
  • 小学校6年間を中国で過ごし、日本へ帰国後は語学力を生かして面白いバイトを複数経験してきた人
  • 海外が好きで世界中を飛び回り、観光の仕方やランドマークにすごく詳しい人
  • 駐在員として中国に来ており、社会人コミュニティをいくつもかけ持っている人

僕と同じクラスの人だけでも、こんなに刺激的な仲間がいたんです。

こんな人たちと会えるのは中国に来たからです。

そんな友達と交流する中で、自分のあるべき姿がどんどん更新されていきました。

日本人留学生と話して得たもの

ちなみに中国に詳しい人がすごく多いので、彼らとの会話はすごく勉強になります。

  • 今までどうやって中国語を勉強してきたか?
  • 生活で困ってるけどどうしたらいい?
  • 就活のあれこれ

僕は最初中華料理になじめずすごく苦労したのですが、そのときにクラスメートが美味しい日本食を教えてくれて、一緒に食べて励ましてくれました。

yuki

みんながいなかったら僕はここまで成長できませんでした。
たくさんの刺激をくれた日本人に会えて、本当に幸せでした。

 

日本人との付き合いかた

とは言え、日本人とばかり遊んでいても、中国留学の良さは半減してしまいます。

一緒に勉強したり遊んだりするくらい仲良くなるのはいいけど、付き合いかたを工夫しましょう。

  • 中国について考える時間を共有する
  • 他国の学生も誘って中国語で一緒に喋る
  • 就活について体験談を聞かせてもらう

駐在員さんとかは横のつながりを持っていたりするので、紹介してもらったりするのも良いですね。

極端な話、中国語は日本でいくらでも勉強できるけど、こういう人間関係づくりは中国留学でしかできません。

中国留学という貴重な時間を、中国語だけの視点ではなく、これからの自分の成長につながるかという視点を持って有意義に過ごしてくださいね。

↑目次に戻る

中国留学の準備をしよう

留学準備の手順
ここまでは僕の体験談をベースに中国留学について紹介してきました。

さて、ここからはいよいよ中国留学の準備についてお話しします。

中国留学に必要な準備は以下の2つがあります。

 

最初にやるべき準備

まず最初にやるべきは、いきたい大学を決めて徹底的に調べることです。

自分が何をしたいのか、どんな生活を送りたいのかをイメージして、それに合う大学を見つけましょう。

中国大学ランキングなどを参考にするといいですね。

yuki

両親を説得するのは、大学を調べた後です。

しっかり情報を集めて、自分の熱意を理解してもらいましょう。

 

今から中国語を勉強する

中国留学するなら、語学力が高い状態で行った方が絶対にお得です。

あるていど中国語がわかる人が中国へ行くと、最初の手続きが楽なのはもちろん、街の人に話しかけたり、ふと目にした中国語から学びを見つけたりできます。

ただし中国語がうますぎると、中国人から外国人だと気づかれずに冷たくされる場合も(ぜいたくな悩みですが)

yuki

日本でできることは日本でやるべき!

少しでも時間に余裕があるなら、中国語の勉強を始めましょう!

 

余裕があるならエージェントに依頼しよう

けっこうお金がかかってしまいますが、中国に初めて行く人はエージェントに依頼するのがおすすめです。

というのも、中国っててきとうなので書類ミスとか手違いとかが頻発するんです。
こっちは悪くないのに事務員のせいでめっちゃ複雑なトラブルに巻き込まれたりします。

エージェントの手数料は合計で30万円くらい

僕が申請したときも、復旦大学から入学許可書がなかなか発行されず、ビザに間に合わないかもしれないというトラブルが起きました。

その時にシステムエラーに気づいたのがJTBのエージェントさんです。

大学関係者じゃないのに職員に指示を出して、そのエラーを解決したらしいです。

自分で手続きするのはお金が安く済みますが、中国ではトラブルが必ず発生するのでそれにも1人で対応しないといけません。

学生は多いのに事務員の数が少なくて、みんなイライラ。
事務員のやる気のなさ

 

ネット規制対策をしよう

復旦大学のスマホショップ
中国ではネット規制があるため、その対策を考えておかないといけません。

よくあるのが、香港SIMを使うことです。

yuki

中国でのスマホ設定は、これがいちばんお得だよ!
  • STEP1
    日本の通信をオフにする
    日本で飛行機に乗る時に、モバイルデータ通信をオフにします。
  • STEP2
    中国の空港に到着
    空港に到着。スマホは電源をつけてWiFiをONにする(WiFiはまだ繋げなくてOK)
  • STEP3
    香港SIMをセットする
    スマホのSIMカードを入れ替えます
  • STEP4
    手順に従って設定
    WiFiがある環境なら香港SIMの設定はすぐ終わります。付属の説明書通りに進めましょう。
  • STEP5
    10日間は通信が使える
    香港SIMカードは中国のネット規制を受けず、一定期間スマホの通信が使えるようになります。
  • STEP6
    中国の通信を契約する
    香港SIMが生きている間に中国のSIMカードを契約しましょう。
  • STEP7
    SIMカードを入れ替える
    中国のSIMを買ったらまたSIMカードを入れ替える。これで中国の通信を使っている状態になる。ネット規制を受ける
  • STEP5
    VPNをONにする
    あらかじめVPNの契約をしていれば、それをONにすることでネット規制がなくなります

ちょっと複雑だよね…

yuki

よくわからなかった人は、つぎの3つのポイントだけ覚えてね。
  • 香港SIMはネット制限なしの通信が使えるSIMカード
  • 現地のSIMカードは大学で買うのが安い
  • 現地のSIM+VPNでネット規制を突破できる

香港SIMカードは、中国留学生なら誰でも知ってるほど有名で使い勝手の良いアイテムです。

中には香港SIMを半年分買って、現地の通信は使わず、ずっと香港SIMで留学生活を送る人もいました。

yuki

とりあえず1枚は香港SIMを持っていこう!

 

中国に到着したあと必要な手続き

日本で必要な中国留学の手続きは9こあるのですが、中国に着いたあとにも、必要な手続きはあります。

その中でも特に重要なのはこの3つです。

  • 臨時居住登記…中国到着後24時間以内に警察へ届ける。寮の人が代わりにやってくれるので問題なし
  • 入学手続き…大学でお金とかを払う。大変だけど頑張るしかない。
  • 居留許可…X1ビザの人が必要。中国到着後30日以内にやる。健康診断の結果が必要。

中国でやるべき手続きはいくつかありますが、授業が始まったら友達もできるので、友達と一緒にやることもできます。

この手続きを通して仲良くなれたりするので、むしろ良いチャンスかも。

yuki

僕は友達と一緒に居留許可の申請に行って、それまではちょっと距離のある子だったけど、一緒に手続きを乗り越えたことでとても仲良くなれました。

↑目次に戻る

中国留学のまとめ

この記事では、中国留学の完全ガイドとして、たくさんのことをまとめました。

僕のブログでは一つ一つの項目について、もっと詳しい体験談を別の記事で書いているので、ぜひ他の記事もあわせて読んでみてくださいね。

中国留学に行く前の皆さんはきっと、不安な気持ちもワクワクした気持ちもあると思います。

中国留学では目を疑うような刺激的な出来事も、涙してしまうほど辛いこともきっと経験することでしょう。

でもその経験の一つ一つが、僕たちを大きく成長させてくれると信じています。

留学がんばってくださいね!

↑目次に戻る

よくある質問

中国留学に関して、よくある質問をまとめました

Q:上海に留学したときの生活費はいくらかかりましたか?

僕は基本的に1ヶ月5万円くらいで計算していました。僕はほとんど旅行しなかったので、旅行観光が好きな人は7〜8万円は見込んだほうがいいかもしれません。

僕の留学費用は、総額で130万円ほどでした。

これは上海を選んだこと、量が高めだったことなどいろんな原因があります。

詳しくは「中国留学の費用」の項目を見てくださいね。

復旦大学には奨学金制度がありますか?

復旦大学にも奨学金で留学することができます。ただし復旦大学はほとんどが私費留学生で、奨学生は少なめです。詳しい希望はJSAに聞いてみましょう。

社会人でも中国留学できますか?

18歳から60歳の健康な方であれば、語学留学が可能です。復旦大学にも多くの社会人、中には49際の方もいらっしゃいました。復旦大学は現地企業の研修会もあるしネームバリューも高いので、現地採用を目指す方にもおすすめです。

中国留学で辛かったことはなんですか?

一番つらかったのは食事が合わなかったことです。詳しくは記事中で書いていますが、おそらく原因はストレスでした。上海には日本食も多くあるので、まえもってどんな場所なのかリサーチしておくと、気持ちの面でもストレス軽減ができるかなと思います。あと、カップ麺やインスタントスープは日本から持ってくるべき。

中国留学にいけなくなりました。

留学中断は、人生を変えるほど大きな出来事でしたね。実は僕も2020年、留学が突然中断し、強制帰国された身です。気持ちの切り替えなんてできないし、追うべき目標も見失ってどん底を感じました。留学は今だけのチャンスではありません。海外に行くチャンスは、今後きっとあると僕は信じています。もう一度、自分の気持ちを整理しましょう。

↑目次に戻る