中国留学|外国人体格検査(健康診断)を受けてきた!

中国留学には健康診断が必要だと聞いたけど、具体的にどうすればいいんだろう?どの病院で受ければいいのか、どんな項目があるのか知りたい。

今回は、中国留学前の健康診断ついてです。

たくさんの手続きが必要だった留学準備も、ここまできたらあと一歩ですね。

健康診断は、国立病院、あるいは日中友好病院で受診する必要があります。
市立病院や日赤病院では受理されないことがあるので、十分に気をつけてください。

僕は先日、日中友好病院で健康診断を受けてきました。

この記事では、僕がその時に調べたことやお医者さんから聞いたことをもとに、みなさんにもその情報を共有します。

この記事は、中国留学準備リストの8番目の記事です。

MEMO
本記事は2019年の体験談です。2020年以降はかなり状況が異なるので、大学に必要な健康診断の項目を確認してください。
この記事の著者

ゆうきの中国語

ゆうき

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プロフィール

ブログやYouTubeで中国語についての情報を発信しています。YouTubeとWeiboを使って中国語を独学しました。中国語が好きです。2019年4月HSK6級・2019年9月〜2020年1月復旦大学へ留学。現在、中国語検定準1級目指して勉強中!

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中国留学前の外国人体格検査(健康診断)はどんな人に必要?

[ptimeline color=”green”]
[ti label=”STEP1″ title=”ビザ申請”]中国に入国するためのビザを取ります。X1ビザまたはX2ビザをもらいます。[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”中国到着”]留学開始![/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”居留許可申請”]X1ビザの人のみ、入国後30日以内に居留許可の申請をします。ここで健康診断結果が必要です。[/ti]
[/ptimeline]

中国留学に行く場合でも、全員が健康診断を受ける必要はありません。
まずは中国留学に健康診断が必要な理由を紹介します。

X1ビザの留学生は必須

健康診断は、181日以上の留学をする場合に必要です。

つまり、

  • 1学期(半年)だけの留学では必要ない
  • 1年の留学には必要

となります。

なぜ半年の人は不要で1年の人は必要かというと1年の留学には居住許可を取得する必要があるからです。

居住許可の審査に血液検査などが必要で、健康診断はそれらのチェックをするために提出が義務付けられています。

中国現地での受診でもOKだけど

実は、健康診断は中国でも受けることができます。

中国で受診すると日本よりも10,000円ほど安くなるので、費用を抑えたい人は中国で健康診断を受けているようです。

ただ、中国で健康診断を受けるとなると、入国後すぐに慣れない環境でたくさんの検査を受けることになるストレスは、多少なりともあると思われます。

費用面ではやや劣りますが、やはり慣れた土地で、母国語の通じる環境で検査を受けた方が安心感が大きいのでおすすめです。

yuki

ちなみに、健康診断の最後には先生から問診もあります。
日本で受けたら、日頃の生活の注意点など日本語でしっかり聞けるので、もっと安心です。

MEMO
日本で受けると27,000円に対して、中国では500元(8,000円)です。

健康診断前に準備するべきこと

健康診断は1時間ほどで終わりますが、実はちょっとした準備が必要です。

健康診断には予約が必要

健康診断は即日受けることができません。

中国渡航者用の健康診断には、予約が必要です。

基本的に1週間前からの予約を受け付けているので、なるべく早めに予約するようにしましょう。

僕は8月上旬に健康診断を受けに行きましたが、その時は待合室にも数人の人がいて、同じく健康診断を受けている人もいました。

健康診断の有効期間は6ヶ月なので早すぎてもダメですが、ある程度スケジュールの目処が立ったら、早めに予約を確認してみた方が良さそうです。

健康診断の費用

日中友好病院では、健康診断に27,000円の費用がかかります。

日中友好病院では現金のみの受付となります。
クレジットカードの使用はできません。

また、地方によっては、やや金額が安くなることもあるようです。

証明写真

健康診断受診の際には、証明写真も必要です。

証明写真は縦4cmx横3cmの、背景白のものに限ります。

証明写真を忘れてしまった場合は、後日結果表受け取りの際に証明写真を提出することも可能です。

ただし証明写真を貼っていない結果表を郵送してもらうことはできないので、遠方に住んでいる方は健康診断受診の日に証明写真を提出するようにしましょう。

風邪をひかない・直前の運動は控える

これは健康診断のコツとも言えます。

特に若い人は要チェックです。

健康診断では尿検査があるのですが、これは風邪をひいていたり直前に運動していたりすると、腎機能の低下によって尿タンパク陽性が検出されることがあります。

尿タンパク陽性は一度くらいなら問題ありませんが、三年連続して陽性になると病院での精密検査が必要です。

とはいえ、ここで尿タンパク陽性になったからといって、居住許可申請に大きな問題はありません。

そのような可能性もある、程度に覚えておきましょう。

【恥ずかしかった】お水飲んどこう

健康診断は、最初に尿検査から始まります。

最初に名前や住所などを記入すると尿検査用の紙コップを渡されるのですが、、、

yuki

突然すぎて出なかった。。。

一生懸命、トイレの中をウロウロしたりお水飲んだりして尿意を呼び出しました。

25mlと決められているので、適当に出して少ないからもう一回なんて言われたら、恥ずかしさに耐えきれず病院から逃げ出していたことでしょう。

とても時間がかかって恥ずかしかったので、みなさんは尿検査があることを忘れないように!!

東京の日中友好病院に行ってきた!

日中友好病院の受付の様子
ということで、僕がいってきたのは日中友好病院です。

予防接種の時も、この病院でした。
検査用紙は病院側が用意してくれます。

国立病院でも受けれるのですが、たまに記入漏れや検査漏れがあるらしく、中国現地で再検査になってしまう人がいるらしいです。

日中友好病院は、中国渡航のプロなので、信頼できます。

様々なエージェントさんも口を揃えていっていますが、国立病院で検査してもらった人は、一度別の病院や日中友好病院で検査漏れがないかをチェックしてもらいましょう。

健康診断の内容

検査当日のスケジュールは、以下の通りです。

全体で約1時間ほど時間がかかります。

健康診断の流れ
    1. 尿検査
    2. 問診(名前・学校名・連絡先)
    3. 検査着に着替える
    4. 身長体重
    5. 血圧
    6. 視力
    7. 聴力
    8. 心電図
    9. 採血(多分200mlくらい)
    10. 胸部レントゲン
    11. 先生との問診

検査着は、専用のロッカーに物を預けて着替えますが、スマホは持ち歩いてOKです。

途中でちょこっと待ち時間があるので、スマホをもっておくと楽しいです。

日中友好病院は特に慣れているようで、検査の手つきはめちゃくちゃ早かったです。
ただ、ちょっと機械的すぎて心電図と採血の時は怖く感じました。

初めて見る機械が目の前にあったり、針を刺したりするのって、普段経験しない僕たちにとってはびっくりするんですよね。
もう少しゆっくりやってほしかったなぁと感じます(笑)

まぁ、何か変なことをされるってわけでもないんですけど。。。

ちなみに、血液検査では小さな瓶4本に分けて血液を取られます。
この血液から、梅毒やエイズ、肝炎などが分かるらしいです。

とにかく、これで健康診断は終わりです!

検査結果は休業日を除いて、約1週間後に受け取り可能になります。(お盆挟む時は要注意)

結果は直接受け取りか郵送で選べますが、証明写真を忘れた場合は郵送できません。

健康診断のチェックポイント(用紙の書き方)

それでは最後に、健康診断のポイントをおさらいしましょう。

健康診断は予約から受け取りまで2~3週間かかるので、必ずスケジュールには余裕を持って受診しましょう。

日中友好病院、あるいは国立病院での検査のみ有効です。

  • 証明写真(4cmx3cm,背景白)
  • 現金27,000円
  • 尿意

検査は約1時間、結果の送付には休業日を除いて1週間ほどかかります。

健康診断を日中友好病院で受けた場合はほぼ大丈夫ですが、地方の国立病院で受けた場合は、専門機関にダブルチェックしてもらうのがおすすめです。

自分でもチェックできるように、以下の項目を確認しましょう。

      • 必ず英文で記入すること
      • 「外国人体格検査用紙」は必ず両面印刷する(片面印刷で2枚に分けると無効)
      • 血液検査(梅毒・エイズ)と心電図は日本の病院のオリジナル・データー添付
      • 梅毒とエイズの検査は別々に分けて記入する(同じ項目になっているが分けて書く)
      • レントゲン写真は留学先の大学によっては不要(念の為貰う)
      • レントゲンはフィルムでもらう(CD-Rではない)
      • 顔写真に病院の割り印をもらう
      • 医師署名欄に医師のサイン
      • 検査機関の欄に病院の住所(ゴム印)と角印

参考:中国ナビ

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