中国留学に反対する親を説得する最善の方法を紹介!【大事なのは自分の意思】

留学に行くのって、両親にとってはすごく不安なことだと思います。

特に日本での中国のイメージは悪く、これまで中国に関わったことのない日本人だと真っ先に拒否反応が出ますよね。

でもこの記事を読んでいるあなたは、中国に興味があるはず。

yuki

僕も同じく中国留学に行きたくて渾身の工夫をしました。

結論から言うと、「親が留学に反対するのは子供の成長に不安な要素を追加したく無いから」なので、「留学に反対することが子供の成長を妨げると思わせれば勝ち」です。

この記事では、僕が中国嫌いの親を説得して、応援してくれるまでに変わってもらえた方法を紹介します!

この記事は、中国留学準備リストの4番目の記事です。

この記事の著者

ゆうきの中国語

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プロフィール

ブログやYouTubeで中国語についての情報を発信しています。YouTubeとWeiboを使って中国語を独学しました。中国語が好きです。2019年4月HSK6級・2019年9月〜2020年1月復旦大学へ留学。現在、中国語検定準1級目指して勉強中!

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中国留学に反対する親を説得するために僕が考えたこと

親を説得する方法
  1. 仮でも良いから行きたい大学を決める
  2. その環境について徹底的に調べ上げる
  3. 調べた内容をわかりやすくまとめる
  4. パワポを作る
  5. 親にプレゼンする

親を説得するためには、プレゼンが最も効果的な手段だと言えます。

基本的に親が留学に反対するのは感情論なので、それを抑えるには理論的に外堀を埋めていくのが効果的です。

だからプレゼンでは、なるべく統計データや数字、事実を並べて反対できないように作り上げます。詳しいプレゼン内容は下の項目で解説しています。

プレゼンを作るのは時間もかかるし、情報もたくさん見つける必要があります。

でもだからこそ、自分の本気度を示すにはプレゼンはかなり効果的な方法です。

親が留学に反対するのは「不安」が9割

親が留学に反対するのは、ほとんどが感情的な理由です。

留学は見知らぬ土地に一人で行くため、事件に巻き込まれたり身体を壊したりするリスクもあります。

親にとっては、日本という良い環境にいるのにわざわざリスクを冒してまで海外に行くメリットがわからないというのが本音だと思います。

確かにデータを見れば日本の犯罪率は低いし、生活水準もかなり高いです。

でも、日本という恵まれた環境を離れてでも留学に行きたい理由がありますよね。

まずはその気持ちを親にわかってもらうことから始めましょう。

中国留学に反対する親を説得できた方法を公開!

それでは、僕が実際に両親を説得した方法をそのまま紹介します。

仮でもいいから行きたい地域・大学を決定する

まずは仮でもいいので、自分が行きたい地域と大学を決定します。

ここで行き先を決める理由は、留学中のイメージを持たせやすくするためです。

留学中のイメージが持てれば、その先の生活の雰囲気がわかるし、自分の話に親の興味を引き込むことができます。

今後に大学を変えるのは、そこまで突っ込まれないと思います。

まずは親の不安を取り除くために、自分が暮らす環境はどんなものかを調べてあげましょう。

行きたい地域・大学を徹底的に調べる

行きたい地域と大学を決めたら、次は徹底的に調べあげます。

インターネットの情報を使ってもよし、先輩や先生に聞くのも効果的ですね。特に権威のある先生からアドバイスをもらえれば、自分のプレゼンに説得力を持たせることができます。

その時に留学に持っていくべきものも一緒にチェックして、具体的に生活をイメージさせるといいですね。

yuki

僕が作ったプレゼンがこちらです

中国留学に反対する親を説得するためのプレゼン資料1

中国留学に反対する親を説得するためのプレゼン資料2

中国留学に反対する親を説得するためのプレゼン資料3

最初は北京の対外経済貿易大学に行こうと思っていたので、その環境と大学の様子をまとめています。

もちろんプレゼンなので書いた内容をそのまま読むのは絶対NGですが、まずは資料だけでも作りましょう。

ここでもなるべく客観的なデータ・事実を並べて反論の余地を与えないようにします

反対する親の気持ちになって考える

仮に完璧なプレゼンをしても、それが全て自分の視点からしか作っていなければ、親の疑問は解決されません。

留学に反対する親を説得するには、親の気持ちになって反対意見を考えることも大切です。

主な反対意見としては

  • 治安
  • 空気
  • 衛生環境
  • 学費
  • 休学後の復学

▼両親が特に強調した反対意見▼

中国留学への反対意見を表すプレゼン資料

僕の両親の場合、この3点が主な不安に感じました。

なので、この3つの項目について詳しく調べました。
もしこれらに完全な回答ができない時、留学プランを考え直した方がいいかもしれません。

僕はこれら3つの項目について、それぞれ3枚ずつスライド、【中国留学への反対意見】だけで9スライドを作り、かなり詳しく丁寧に中国の現状を紹介しました。
他の不安点、気にかかるポイントは別ページに要点だけをまとめました。

では、各項目1ページずつご参考に紹介します。

中国の治安を紹介するプレゼン資料

中国の空気を紹介するプレゼン資料

中国人の反日感情を紹介するプレゼン資料

この部分は、かなり詳しく丁寧に紹介しましょう。

僕は3年半前から微博で中国人と交流していたので、その投稿の写真も取り入れて信ぴょう性を持たせています。

僕も全9ページスライドを作りましたが、これでもまだ不安を完全に取り除けてはいないみたいです(笑)

この部分も、なるべく客観的なデータのみを載せて感情的に反論できないように作りましょう。

留学で学びたいことは何?【これが一番大事です】

ここがこのプレゼンの核の部分です。

この部分だけは感情論OK、むしろ自分の感情マックスでごり押しした方がうまくいくかもしれません(笑)

僕の場合は、「中国留学を決意しました!【きっかけ・将来の夢】」という記事も書いているので、ぜひ参考にしてくださいね。

この部分で含める内容は

  • 留学に行くメリット
  • 留学先で勉強したい内容
  • 留学しなければ得られないこと
  • 帰国後の予定(将来の夢)

です。

感情論で書くのはOKだけど、内容に矛盾が出ないように注意しましょう。

先に将来の夢から書いて、それにつながる内容で上記3つを抑えれば大丈夫です。

内容をプレゼンにまとめて発表する

さぁ、最後はいよいよ親に向かってプレゼンです!

プレゼンするときは、スライドの内容をそのまま読まないこと!!

原稿を用意してもいいですが、できれば内容は覚えておきましょう。

今回紹介したプレゼンは、客観的データをメインとした構成なので、一緒にスライドの数字を見ながら説明すればやりやすいです。

発表するときに押さえておきたいポイントは次の3点です。

プレゼンのコツ
  • 原稿棒読みは絶対NG
  • わかりやすい言葉で、理解してもらえるスピードで話す
  • 基本的に1スライドで1単語、全体で1つの文章を理解してもらう

一番大事なのは3つ目で、スライドのたくさん情報を詰め込んでも親は理解できません。
結局何が言いたいのかわかってもらえず、よくわからないからダメって言われてしまうかもしれません。

プレゼン発表の時は、1スライドで1つの単語、全体を通して1つの文章を理解してもらえるように心がけましょう。

僕のプレゼンに対する両親の反応

僕のプレゼン構成
  1. 中国北京の環境
  2. 対外経済貿易大学とは
  3. 中国の治安について
  4. 中国の空気について
  5. 中国人の反日感情について
  6. 留学の意義
  7. 中国留学のメリット、デメリット
  8. 費用、申請手順、ビザなど
  9. 中国との連絡手段
  10. 中国留学が今必要な理由(将来の夢含む)

僕がプレゼンをしたのは、2018年11月4日のことでした。

普段から仕事で台湾との関係がある父親は理解してくれるだろうと踏んで、まず母親をターゲットにしました。
母親が不安がって父親に相談しても、父親はその反対に同意しないと考えたからです。
(最終的に父親が一番反対してきました…笑)

いとこの結婚式の下見で東京に来た母親たちと一緒にご飯を食べ、その後部屋でのんびりして行こうといって時間を作りました。

部屋に入ると、僕が突然仕掛けます。

yuki

お母さん、あのね、、、中国に留学に行きたいだ。

母親はもちろんびっくり。

おばあちゃんもこちらを振り返る。

そばにいたおばさんは。。。。酔っ払って寝てた。

そのままバッグに仕込んでおいたパソコンを広げて、プレゼンを始めました。

プレゼンの構成は上に書いている通り、結構ボリューミーだったので、発表で30分以上はかかりました。

僕は絶対に中国に行きたい!!!

という強い思いがあったので、とにかく一生懸命母親に訴えかけました。

一通り喋り終わって、母親が口にしたのは衝撃の一言。

「急にパスポートの更新なんかするから、ひょっとしてと思った。そんなに行きたいなら好きにしなさい。」

渾身こんしんのプレゼンによって、なんとか両親の許可をもらうことができました。

そして今では、こんなに応援してくれるように

中国留学に反対していた母親が応援してくれるようになった

今もすごく応援してくれているので、中国に行っても勉強頑張ろうって思えます。

yuki

自分にできることは限られていますが、中国留学してからも今まで通り頑張ります!

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