この記事では、3ヶ月で上達できる、中国語の勉強方法を紹介します。
僕は完全独学で中国語の勉強を始め、国際中国語試験最高レベルのHSK6級を取得しました。
僕は医学系の大学に通いつつ趣味で中国語を勉強したので、社会人でお仕事が忙しい方でも、比較的真似しやすい勉強しやすい方法だと思います。
この記事ではサクッと初級中国語をクリアできる勉強法を紹介します。
yuki
中国語をこれから始めたい人はぜひ「中国語のスピーキングが急成長した中国留学中の勉強法【日本にいても真似できる】」もチェックしてくださいね。
\留学中にまなんだ極意をかきました/
中国語は3ヶ月で話せる?
- 基礎文法を理解する
- 単語を入れ替えて作文できるようになる
- たくさん聞くほど発音は上手くなる
まずは3ヶ月という短期間で中国語を身につけるために必要な勉強方法を紹介します。
基礎を勉強する
初心者さんにおすすめなのは基礎文法の勉強です。
基礎文法の勉強をすれば、単語を入れ替えるだけで伝わる中国語が使えるようになるので、一気に勉強の幅が広がります。
文法の勉強としておすすめなのは、以下の2つです。
1つめは「新ゼロからスタート中国語」
基本的な文法をわかりやすく解説しているので、完全初心者さんでも読みやすいです。
2つめは「2006年NHK中国語講座」です。
yuki
使える表現を学ぶ
基礎文法を勉強できたら、次はその文法を使って使える表現を勉強しましょう。
使える表現を覚えたら、つまり、それは「話せる中国語」になります。
基礎文法を覚えたら、あとは「話せる中国語」を増やすだけです。
- 文法構造を理解する
- 例文を覚える
- 単語を入れ替えていろんな表現ができる
③まで到達すれば、その文法は自分で使いこなせるようになったと言えます。
yuki
新しい単語、文法を覚えた時は必ず、演習問題として作文の問題があります。
特にスピーキングの授業では、重要文法は必ず一人一つ、作文を瞬時に作る練習をします。
発音習得のコツはたくさん聞くこと
発音の練習は、できる限り先生と一緒にするのがおすすめです。
ただし、一人でもある程度、発音がよくなる方法があります。
その方法とは、たくさんの中国語を聞くことです。
実は脳科学的に、耳で聞いた音は口でも発音しやすくなることがわかっていて、たくさんの中国語を聞くことで、自分でも正しい音を出しやすくなるんです。
正しい発音を覚えたいならカタカナで書くのは絶対にNGです。
先ほど紹介した「2006年NHK中国語講座」では、講座の最後に中国人のインタビューを見ることができるので、ナチュラルな中国語の発音を聞くことができます。
逆に、あまり中国語を聞かずにピンインを読もうとすると、変な癖がついてダメな発音が身についてしまいます。
無理やり発音練習するよりも、じっと座ってでもたくさんの中国語を聞いた方が、脳の発音に関わる分野が鍛えられるんです。
発音は音で覚えて、文字を読んで発音しないことが、独学で上手な発音を身につけるコツです。
ただ、真似して発音したものがあってるかどうかを自分で判断するのが難しいので、先生や中国人の友達がいるとさらに効率が上がります。
先生がいない場合は、後で紹介するSNSを使って中国人に見てもらう方法もOKです。
それもできない場合は、siriを使って発音確認をする方法もあります。
- たくさんの動画を見て中国語を聞く
- 聞いた音に似せるように発音する
- ピンイン記号を覚えようとする
- ピンイン記号を見て、その文字通りに発音しようとする
\留学中にまなんだ極意をかきました/
中国語を3ヶ月で身につけるコツ
以上の方法である程度中国語になじめたら、積極的に中国語を使ってみましょう!
SNSを使って中国語を話す
一番おすすめなのは、SNSで中国語を勉強することです。
僕はSNSで中国語を学び、最終的にHSK6級で223点を取得することができました。
HSK6級は一般的に1年間中国留学して取得できるレベルなので、それを独学で取得できた勉強法は正しかったのかな、と思います。
日本人におすすめな中国語の試験は、「中国語検定」です。
中国語検定では文法知識をよく問われるので、しっかりとした知識を身につけるのにぴったりです。
中国語検定4級なら3ヶ月で十分、合格を狙える範囲です。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
中国語で日記をつける
僕はweiboで中国語を勉強しました。
僕は中国語を覚えたての状態から、weiboで少しずつ投稿して、みんなからのコメントで教えてもらったり、自分で辞書を引いたりして「使える表現」を増やしていきました。
このように、自分でたくさんの中国語の文章を作ることで、その中国語への理解が深まります。
コメント欄でミスを指摘してくれる人がいたり、流行語を使いたがる人がいたり、weiboでは本当にたくさんのことが学べます。
▼基礎文法を勉強したばかりの頃の投稿
▼3ヶ月後の投稿
もしかしたら初期の投稿でも難しいと思われるかもしれませんが、全然大丈夫です!
全てYouTubeで学んだ基礎文法のままなので、先ほど紹介した「2006年NHK中国語講座」を見れば、こんなの一瞬で書けるようになります。
でも3ヶ月後の投稿は、ちょっと難しいです。
いろんな文章を読んで見つけた表現を集めて、ちょっと頭の良さそうな(?)文章にしてみました。
この時から約4年経った今見返すとツッコミたいところがたくさんありますが、そう思えるも自分の成長だと思います。
実はこのような勉強法はweibo以外のアプリでも活用することができます。
僕がどのようにSNSで中国語を勉強したのかは、「SNSで中国語を上達させる具体的な方法」を読んでみてくださいね。
3ヶ月で中国語はできるようになるのか?
この記事では、3ヶ月で中国語を独学する方法について紹介しました。
最初に紹介したように、日本人が中国語を勉強する時、初級の勉強は簡単です。
どうしても3ヶ月以内に中国語を話せるようにしなきゃいけない、という人は以下の3つのポイントを徹底して勉強しましょう。
- 基礎文法を覚える
- 単語を入れ替えてオリジナルの文を作る
- ネイティブの中国語を聞きまくる
でも、単語が出てこなかったり、文法の順番がぐちゃぐちゃだと、誤解を生じることがあります。
どうしても短期間で中国語を身につける必要がある場合、荒っぽい中国語にはなりますが、とにかく「使える表現」を増やすのが先決です。
一方で、時間に余裕があって、でもつまんない勉強はしたくない、手っ取り早く中国語ができるようになりたいな、という方には、SNSを使った勉強法がおすすめです。
SNSを使った勉強のメリットは、とにかく楽しい!!!です
さらにSNS中国人が使う中国語を学べるので、擬似的に留学生活を再現することができます。
パソコンで中国のドラマを流していれば、そこはもう中国にいるのと同然です。
加えてweiboを使って中国語で日記を書いて、使える表現を増やしていけば、いつの間にか中国語が読める、話せるようになっています。
yuki
weiboの文章をたくさん読みまくっていると、ある時突然、中国語が聞き取れるようになりました。(簡単なやつだけですが)
これは僕が実際に体験したことです。
それまで未知の音でしかなかった中国語の音声が、たくさんの表現を覚えることで、僕の頭の中で「言葉」として認識された瞬間だったと思います。
たった3ヶ月でも、ポイントを抑えて勉強すれば見える世界は確実に変わります。
みなさんもぜひ、使える中国語を学んで、中国語の世界を楽しんでくださいね。
\留学中にまなんだ極意をかきました/
コメントを残す