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台湾華語と中国語の違いは?発音や漢字の特徴を紹介!

台湾華語と中国語の違いは?発音や漢字の特徴を紹介!

日本人であれば多くの方が台湾を身近に感じたことがあると思います。

今や日本国内でも台湾B級グルメやタピオカ、デザート、朝ごはん屋さん等、台湾のものを見かける事が多くなりました。台湾に行ったことがある人はもちろん、行ったことがない人も、台湾と大陸の食べ物の違いはなんとなく分かると思います。

では、台湾と大陸の”中国語”の違いをご存じでしょうか。

僕も中国語を勉強するとき、「台湾の公用語は台湾語?」「台湾でも中国語は通じるの?」など、台湾の中国語に関する疑問を持っていました。

中国語の勉強法として、どの中国語を学べばいいのか悩んでしまいます。

そこで今回は台湾と大陸の中国語の違いについて詳しくご紹介したいと思います。

ゼロから始める台湾華語の勉強法!初心者でも楽しく続けられるコツゼロから始める台湾華語の勉強法!初心者でも楽しく続けられるコツ
この記事の著者
yuki

ゆうき

プロフィール

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HSK6級223点/中国語検定2級
専門分野:中国語の独学/HSK/中国語検定/中国留学
詳しいプロフィールは「運営者情報」をご覧ください。

台湾でも標準中国語は通じる?

これまで台湾と大陸の中国語の違いについて見てきましたが、台湾では中国語の他に、台湾語も使われています。

台湾語も使われているのに、本当に標準中国語も通じるのか疑問に思う方もいるかもしれません。そのような方のために、さらに詳しく掘り下げていきたいと思います。

台湾語とは

台湾では公用語は標準中国語ですが、もう一つ「台湾語」という言語が使われています。

「台語」と呼ばれ、お年寄りや台湾南部の方で比較的多く使われています。台湾人は小学生の時に学校で台湾語を習います。

台湾中部から南部では、外では公用語の中国語、家の中では台湾語で会話をすることも多く、若い人でも、中部から南部の人は台湾語が得意で、北部の人は学校で習うだけなので、聞き取れるけどあまり話せないという人もいます。

お年寄りは台湾語を頻繁に使用しますが、標準中国語も通じるので台湾語が話せなくても問題はありません。

台湾中国語の発音の特徴

前半で、台湾と大陸の発音の違いについて説明しましたが、ここでは、さらに詳しく台湾中国語の発音の特徴を見ていきたいと思います。

台湾では台湾語を話せる人が、特に巻き舌を使わない傾向がみられることから、大陸の中国語話者からすると、台湾の中国語は台湾訛りと言われます。

また、大陸でよく使われる巻き舌音の「儿(兒):er」(这儿、女孩儿、など)は、台湾ではほとんど使われません。

「這裡」、「女孩」などと語尾にはer音を付けないのが一般的です。

さらに、台湾中国語の中には声調(音の高低)が大陸と異なるものが多々あります。アジア「亞洲」は台湾では「yǎ zhōu」、大陸では「yà zhōu」と発音します。

他にも、期待する「期待」は台湾「qí dài」、大陸「qī dài」となります。他にも違いとして、漢字は同じでも台湾と大陸で読み方が違うものもあります。

例えばゴミ「拉圾」は台湾「lè sè」、大陸「lā jī」となり、主役「主角」は台湾「zhǔ jiǎo」、大陸「zhǔ jué」となります。ただ、声調も読み方も違うものでも、どちらも通じるので問題はありません。

台湾中国語の単語や表現

台湾中国語では大陸とは異なる単語もあるのでご紹介します。

ジャガイモ:馬鈴薯(台湾)、土豆(大陸)。自転車:腳踏車(台湾)、自行车(大陸)。地下鉄:捷運(台湾)、地铁(大陸)。

ヨーグルト:優格(台湾)、酸奶(大陸)。

などなど他にもたくさんあります。

街中で見かける看板や商品などにそれぞれで使われる単語が書いてあるので、注意が必要です。台湾では日常的な表現も大陸と異なることがあります。

例えば、ありがとう「謝謝」と言われた時、台湾人は「不會」と返すのが一般的ですが、大陸では「不客气」や「不用谢」などと返します。

また、台湾中国語には日本語が語源となっている言葉もあります。おばさん「歐巴桑(ou ba sang)」や、おじさん「歐吉桑(ou ji sang)」、弁当「便當(bian dang)」など。

台湾と大陸の中国語の違い

台湾の中国語は「國語」「中文」と呼ばれ、大陸の「普通話」と同じものです。

アメリカ英語とイギリス英語のような関係で、意思疎通に支障はないものの、発音やイントネーション、表現の仕方などが若干異なります。では、具体的に何が違うのか見ていきましょう。

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繁体字と簡体字の使い分け

まず1つめの大きな違いは、使用される漢字です。台湾では「繁体字」大陸では「簡体字」を使用します。

「繁体字」は画数が多く、日本の漢字と同じものが多くあります。

例:車、風、話、問、買、護、など。

「簡体字」は画数が少なく、繁体字を崩して簡略化したものになります。

例:车(車)、风(風)、话(話)、问(問)、买(買)、护(護)、など。

また、簡体字にも日本の漢字と同じものがあります。

例:会、学、など。

日本の漢字、繁体字、簡体字を比べてみるとこのような違いになります。「雑誌」は繁体字で「雜誌」、簡体字で「杂志」、「歓迎」は繁体字で「歡迎」、簡体字で「欢迎」になります。

私たち日本人には「簡体字」よりも「繁体字」のほうが分かりやすいかもしれませんね。台湾と大陸で使用される漢字に違いはありますが、台湾人も簡体字は読むことができます。

ピンインと注音符号(ボポモフォ)

2つめの違いは、中国語の文字を打つ時や発音を表す時に必要になるピンインです。

世界中の中国語を母国語としない人が中国語を学ぶ時、必ずこの「拼音」ピンインから初めに勉強します。ピンインは中国語の発音をローマ字で表したものなので、どの国の人も分かりやすく発音を学ぶことができます。大陸でもこのピンインが使われています。

一方台湾ではピンインは使われておらず、代わりに「注音符号」というものが使われています。記号は「ㄅ」「ㄆ」「ㄇ」「ㄈ」このようなもので、37字からなり、最初の4字の読みから「bopomofo ボポモフォ」と呼ばれています。

中国語の音をくまなく表すボポモフォは、中国語が正しく発音できるようになるので、台湾人は小学校に入学するとボポモフォの学習からスタートします。1つ1つの記号の読み方を覚えなければいけないので少し大変ですが、日本語の、あいうえおの五十音を覚えるのと同じ感覚みたいです。

台湾中国語と標準語の発音の違い

台湾と大陸では、同じ中国語でも発音が多少異なります。大陸では地域にもよりますが、一般的に巻き舌を使って発音する傾向にあります。

中国語を勉強したことがある人は、この巻き舌が苦手という人が多いのではないでしょうか。

しかし、この巻き舌は台湾ではあまり使われていません。

例えば、好吃(haochi:ハオチー)→(haoci:ハオツー)のように「chi」の音が「ci」になったり、日本(riben:リーベン)→(liben:巻き舌ではないリーベン)のように「ri」が「li」の音のように発音されたりします。

また、大陸では4つの声調をはっきりつけて話すのに対し、台湾の中国語は抑揚が少なく、音が平坦に聞こえます。そのため、台湾の中国語は大陸よりも柔らかく聞こえると言われることがあります。

発音の仕方や聞こえ方、どちらも日本人にとっては台湾中国語の方が分かりやすいのかもしれません。

台湾の中国語に関してよくある質問

台湾の中国語に関してよくある質問をまとめました。

「おいしい」という言葉は中国語と台湾語でちがうの?
中国語では「好吃」(ハォチー)と言うのに対し、台湾語は「好呷 」(ホージャー)と言います。台湾で「好吃」(ハォチー)を使っても通じます。
中国語と台湾語の見分け方は?
それぞれ使用する漢字が誓います。台湾語は画数の多い「繁体字」を使っているのに対し、中国語は画数の少ない「簡体字」を使用しています。画数が多ければ、台湾語だと判断して良いでしょう。

まとめ

以上、台湾と大陸の中国語の違いをたくさんご紹介しました。同じ中国語を公用語として使っていても、いろんなところでたくさんの違いがあることがわかりました。同じ言語でこのような違いを知ることは面白いですね。では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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