今回は、中国史が学べる漫画を紹介します。
漫画には教科書にない要素がたくさん詰まっています。
特に最近の脳科学の研究によると、楽しんで勉強することが何倍も学習効率を上昇させることがわかっています。
ちなみに僕は脳神経科学専攻の大学院生ですが、うちの研究室でもこの説には肯定派の人が多いです。
つまり、漫画で中国史を読むことは、確実に世界史への理解度を上げるのに役立つことだと言えるでしょう。
この記事では、中国の歴史を学べる漫画をまとめてみたので、ぜひ興味がある本を手にとってみてくださいね。
yuki
それでは、その他の有名作品も含めて紹介していきます!
読めば有利!大学受験に役立つ中国史が学べるおすすめ漫画
中国史が学べる漫画はたくさんあります。
しかも全く中国史を知らない人でも楽しめるような工夫のされた面白い作品や、手塚治虫文学賞を受賞した名作もあるんです!
三国志
「魏・呉・蜀」の三ヶ国の争いを物語にした、中国史書籍の中でもトップクラスの知名度を誇る本ですね。
三国志で登場する歴史上の人物は世界史の試験でもよく問われる重要部分で、三国志が好きな生徒が世界史の授業で無双するのは、高校の授業でよくあることです。
当時の人々がどのような思いで戦いに臨んでいたのかや、どのような思惑を胸にその戦略を練っていたのか、かなり深く理解することができます。
このように感情を交えて理解することによって記憶に定着しやすいだけでなく、前後の歴史との関係も理解しながら覚えることができるので、受験勉強としても効果的です。
教科書の文章を一文読むだけでは見えてこない景色も、三国志を読めば眼に浮かぶように思い浮かべることができるので、三国志をしっかり読めばこの年代の中国史は自信を持てるようになるでしょう。
しかもこの年代の世界史は中国に関することがほとんどなので、古代中国の歴史に詳しいということは、世界史の序盤に詳しいということができます。
中国史を学びたい高校生のみなさんには、まず手にとってほしい漫画です。
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史記
史記とは、中国前漢の武帝の時代に作られた中国の歴史書です。
司馬遷という有名な記録係によって編集されています。
歴史を記録することに重点を置いて書かれた本であるため、当時の出来事をシンプルかつ簡潔に、それでいて力強い言葉遣いも交えて表現されています。
そのため史記は「文の聖なり」と絶賛されています。
これらの本は昔の中国の言葉で書かれているため、当然ながら一般書店で売られているのは日本語訳された本になります。
史記は歴史の記録書として書かれているため日本語訳がちょっと難しい時もあるのですが、この本では日本語訳の注釈もあり、とても読みやすいと評判です。
とはいえ史記は中国史の本の中でも、ちょっと難しめの本です。
これまで全く中国史に興味がない人が最初に読むのは苦労するかもしれません。
逆に中国史に興味があって、当時の出来事をもっと知りたいと思う人は、ぜひ史記を読んでみてください。
史記は当時の中国を語る上で外せないほど重要な書籍なので、前漢の始まりから全盛期までの歴史をしっかりと読み解くことができます。
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マンガ この一冊で中国の歴史がわかる!
堅苦しい教科書のような本を読むのが苦手だけど、なんとか中国の歴史を読んでみたいという人におすすめの本です。
この本はマンガチックなストーリーで中国の歴史の概要をつまんで読み進めることができます。
だから深くじっくりと中国の歴史を読むのには向いていませんが、世界史を学びたての人が中国の歴史の全体像を簡単に掴むのにはぴったりです。
ただしストーリーを簡潔にするあまり詳しい説明を省いている部分があり、全く知識を持たない人が読むと混乱することもあります。
この本は初心者向けでとても優しい本なので、ぜひみなさんは教科書と一緒に読みながら。わからないところを補ったり、興味が持てた部分を読んでみたりすることをおすすめします。
これまで学んだ中国史の流れを確認するのにも使えるので、浅く広くチェックする場合にもぜひ使ってみてくださいね。
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キングダム
2006年から週刊ヤングジャンプで連載されていた人気漫画です。
手塚治虫文化賞を受賞するほどの人気漫画のため、ついついエンターテイメント要素の強い漫画だと思ってしまいがちですが、れっきとした中国史の歴史漫画です。
キングダムでは紀元前3世紀の古代中国春秋戦国時代末期を舞台としています。
この混沌とした時代を生きる秦王政と主人公李信の活躍が描かれています。
彼らの熱い物語は中国史ファンのみならず、多くの人々を惹き込んできました。
少数精鋭の彼らが、大衆率いるライバルを打ち取るために奇策を練り、一瞬の隙をついて攻撃を仕掛けるシーンのドキドキ感は、今でも多くの人から支持されています。
キングダムは中国を知らなくても中国人興味がなくても楽しく読める漫画なので、中国史を楽しく勉強したいという方は、キングダムを読んで失敗することはありません。
涙あり、笑いありの名作をぜひお楽しみください。
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蒼天航路(そうてんこうろ)
中国の後漢末期から三国時代の英雄として知られる曹操を主人公として、三国志をややアレンジした長編の物語です。
三国志を読んだことがある人は新しい解釈をもとに作られたオリジナルストーリーが良いとコメントしており、三国志を読んだことがない人でも興味を持って逆に三国志を読みたくなったと言う人もいます。
個性的なキャラクター、迫力のある絵、風情を感じさせる文学的表現の数々は、当時の中国という国を実感するのに十分です。
この本はどちらかというと読書好きの人向けかな、という印象があるので、わかりやすい漫画で中国史を読みたいという人は三国志を読んだ方が良いかもしれません。
戦いの場面で垣間見せる曹操の熱いセリフは、多くのファンを魅了しています。
ちなみに曹操は大学受験でもよく出てくる重要人物で、この人物のライバル関係を押さえておくだけでもかなり効果的な勉強と言えます。
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集英社 学習まんが 中国の歴史
中国の歴史に注目して古代から近代までの流れを読むことができます。
中国は数千年の歴史を持ち、世界最大とも言える古代文化が栄えた場所です。
中国には日本の10倍の人口があり、55の民族に別れています。正直規模が大きすぎて、日本人の感覚では捉えることができないのが実情です。
だからこの漫画を全巻読むことで、今の中国がどのような進化を遂げてきたのか、そしてなぜ今の中国はこのような状態になったのか、民族という概念や国内の文化の違いを理解することで、公平な視点で中国という国を評価することができるようになります。
日本で革命的だと思われた政策や企画も、実は遥か昔に行われていたことだというのはよくあります。
この本は社会をみてきた大人の方が納得することが多くて興味を持てるようなので、この漫画の内容を把握しておけば、世界史の先生と歴史について深い話ができるようになるかもしれません。
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龍帥の翼
紀元前の中国を舞台とした漫画です。
主人公は天才軍帥として有名な張良が選ばれ、彼と項羽、劉邦たちが繰り広げる熱い物語を描いています。
中国の領地が広いのは今も昔も同じで、この土地をどのように統一し、支配するかは数千年に及ぶ野望です。
中国を統一したのは歴代数人いますが、それでもしっかりと中国をまとめきったのは、今の時代が一番穏やかだと言えます。
それほどに難しい中国統一を最初に成し遂げたのは始皇帝と言われ、彼は絶対王者として中国を支配しました。
しかしその絶対王政の過激さにより人々の反発は頂点に達し、そこで立ち上がったのが張良です。
張良は世界史の授業でも必ず登場する重要人物で、特に国公立大学や有名僕立大学を受けるなら絶対に押さえておきたい人物です。
この漫画ではそんな張良と、当時の名将項羽、劉邦の戦いぶりも見ることができます。
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墨攻(ぼっこう)
2006年に公開された日中韓合作の映画墨攻(字幕版)の元となった、有名な春秋戦国時代の物語です。実はこの合作作品はNHK中国語講座で紹介されています。
なんと、あの有名女優のファンビンビンさんが、NHKのインタビューに答えています。
動画の半分くらいからこの話題が始まるので、ぜひ聞いてみてくださいね。
女優ならではの撮影の苦労や、この作品に込められた意味をじっくり語ってくれます。
さて、そのような作品の元となった墨攻は以下のようなストーリーです。
ファンビンビンさんも言っていましたが、墨家のポリシーは「兼愛・非攻」です。
墨子は墨家を築いた指導者で当時は栄えていたものの、三代目まで時代が売りつ変わるにつれて、徐々に権力争いのからむドロドロな関係が芽生え始めていました。
それをみた革離は墨子の正しい教えを守るため、さらに梁城城主からの依頼もあって、一人で大軍の趙を相手にします。
自身の居場所でもある墨家の協力が得られない危機的状況の中、孤軍奮闘する革離の姿や、墨家の根源となる考え方にもとても感銘を受ける作品です。
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水滸伝(すいこでん)
水滸伝は明の時代に書かれた歴史書で、最遊記や三国志などとともに「四大奇書」と言われます。
内容は1100年代のことがかかれており、汚職や政治不正が途絶えなくなってきた北宋末期、世間から弾かれた八百人が、梁山泊に集結し、悪を打ち取って国を救うことを目指すストーリーです。
水滸伝は、水のほとりという日本語訳で、この時に集結した梁山泊のことを指します。
内容が反権力的な内容だったので中国ではしばらく禁止されていましたが、現代に至るまで根強い人気を持ち、今では世界中で読まれる名著となっています。
やや長めのストーリーですが、ドキドキワクワクの連続でなかなか飽きません。
ただ内容はちょっとマニアックなので、中国史のファンで歴史好きの人向けかなという印象です。
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項羽と劉邦
「漢の風、楚の雨」というタイトルで雑誌に連載されていたことがある作品です。
項羽と劉邦は司馬遼太郎が編集した歴史小説で、司馬遼太郎はなんども中国を訪れて取材し、この本の制作に取り掛かったと言います。
項羽と劉邦は対照的な性格の持ち主で、項羽の側近は項羽のことを「他人にひどいことをするのに忍びない」と言い、劉邦は余人にない人柄で人々に愛されたと言われます。
項羽は天下最強を自負し連戦連勝でしたが、その横暴さから家来の意見を聞き入れず反逆者は全て殺すという冷酷さで肥大に人の心を失っていきます。
対して劉邦は負けても負けてもその人柄から人が離れず、どんどん多くの人に愛される人物となっています。
一度敗れてそのまま滅ぼされてしまった項羽と、人々に支持されて負けても立ち上がる劉邦の対比は、現代を生き抜く術を僕たちに教えてくれているかのようなストーリだと感じます。
この2人の戦いは世界史の教科書にも登場する名勝負で、この漫画ではその話の細かい部分まで理解することができます。
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赤龍王
紀元前221年の中国は始皇帝の絶対王政で農民は苦しみ、反逆心が爆発を迎える頃です。
この漫画では、そんな始皇帝を倒すべく立ち上がった項羽、韓信、張良をメインに話が進みます。
この時代のストーリーを描いた漫画はたくさんありますが、赤龍王はその中でも記録に忠実にストーリーを再現しているのが特徴的として知られていますが、中には史記を参考にしたと思われるオリジナルストーリのような描写も登場します。
始皇帝をめぐる争いの場面は、世界史の授業でも特に重要ポイントとしてあげられる部分なので、この歴史の流れを細かな事件とともに組み立てて覚えることができるので、オリジナルストーリーにも魅力があります。
また、漫画の人気が高まったことでゲーム化も実現し、ゲームも人気作になっています。
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黄土の旗幟のもと
これは皇なつきさんという方が手がけた、日本で作られた中国の歴史漫画です。
主人公李信が仲間である李自成と出会い、協力して洛陽の都を落とすストーリーを展開しています。
洛陽といえば現在の河南省にある都市で、長安とともに古代中国王朝の都として栄えた場所です。
殷の時代から重要な位置として歴史に名を残し、現在では洛陽市郊外の龍門石窟や洛陽がその一部を占めるシルクロードがユネスコ世界遺産登録されるなど、幅広い年代で重要な位置を占めてきた都です。
世界史のテストでは洛陽の部分は昔すぎてあまり頻出とはいえないのですが、その後の中国の発展に大きな影響を及ぼした時代であることは間違いなく、この時代の背景を抑えることは今後の中国史を理解する上でも役に立ちます。
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長歌行
ウルトラジャンプに5年間連載されていた人気漫画です。
当時の漫画は未完成のままでしたが契約トラブルになって他社も含め現在も連載NGとなっている作品のため、単行本で楽しまれています。
この本では7世紀初頭の唐王朝の時代、李世民をはじめとする李一家の内戦がシビアに描かれています。
李世民も世界史ではかなりの重要人物で、センター試験でも出題されることがあります。
この漫画では李一家の内戦後に生き残った娘、李長歌を主人公に、一家を根絶やしにされた復讐を果たしていくストーリーがメインに描かれています。
時には中国古代の文化である漢詩を登場させて復讐心を顕著に表したり、宣戦布告のメッセージを送りつけたりと、一つのシーンにもかなりのこだわりが見られます。
長歌が李世民への復讐を計画する裏で朝廷の策略も進行し、ドキドキのストーリーが楽しめます。
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達人伝〜9万里を風に乗り〜
こちらも春秋戦国時代を舞台にした、日本人が編集した中国史の漫画です。
この漫画では歴史上の有名人物は登場しませんが、小国にすむ青年が戦争で親友を亡くし、反撃を誓った時に「9年のうちに秦に対抗できる達人達を集める」と宣言したことから始まった仲間集めの旅を描いたストーリーです。
キングダムとほぼ同じ時代の漫画ですが、キングダムは名将達の視点で混沌の世の中の変化を描いているのに対して、達人伝はキングダムとは真逆の視点から同じ時代の流れを読み解くことができます。
同じ事実を描いているのに見る人によってこんなにも感じ方が違うのかと実感できる点や、身分や立場の違いによってどのような振る舞いをしていたのかも感じれるので、ぜひキングダムと合わせて比べながら読んでみてください。
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シュトヘル
2010年から2017年まで小学館の月刊スピリッツで連載されていた、手塚治虫文化賞新生賞受賞の名作です。
シュトヘルとは「悪霊」という意味で、13世紀初頭にモンゴル軍によるタングート侵略と同時期に恐れられていた女戦士の異名を表しています。
この漫画の面白いところは時を超えてストーリーが展開されるところで、古代の戦争の悪夢を見ていた高校生がある出会いをきっかけに800年前に処刑されたシュトヘルとして転生する物語です。
この漫画は現実味にはややかけるものの、モンゴル軍の侵略の様子や当時のタングートの様子がリアルに感じられます。
モンゴル軍のシーンは世界史でも重要ポイントで、古代中国でひとつ山を張るなら、モンゴル帝国の部分はかなり上位にランク付けされます。
そんなモンゴル軍の有名な侵略の一つがタングートで、これは一問一答によく出てくる問題なので覚えておきましょう。
この漫画を読めばただの知識としてモンゴル軍の単語を覚えるだけでなく、その背景も理解しながら考えれるので、モンゴル軍の他の侵略と混同することなく単語暗記ができます。
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ビン〜孫子異伝〜
スーパージャンプやグランドジャンプに連載された、日本の中国史漫画です。
みなさんは「孫子の兵法」を聞いたことがあるでしょうか。戦いにおける賢者の戦い方を書いた本で、今でも政治家だけでなくスポーツ選手を始め様々な人へ影響を与え続けている古代中国の名著の一つです。
しかしこの孫子は実は2人いたという設定のもとこの漫画ではストーリーが展開されます。
孫子の兵法を著した天才、孫武と、その子孫である孫ビンの元帥としての戦い方に注目です。
この孫子の兵法の作者は2人いたという説は実際の歴史上でも有力な説として成り立っているようで、彼らの頭脳戦には今でも多くの注目が集まっています。
この漫画は受験勉強というよりは、古代中国の名将たちの活躍を学ぶという視点で読む方が良いと思われます。
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虹色のトロツキー
昭和初期の満州国をテーマにした日本が編集した歴史漫画です。
主人公は日本人とモンゴル人のハーフで、政府の政略に関わりながらも自身のルーツや民族のアイデンティティを探っていくというストーリーです。
満州といえば満州事変を思い浮かべますね。
この漫画では満州の大学に通い始めた主人公が、日本をはじめ他国との関わりがある中、満州をメインにどのような変化が起こっているのかを描いています。
この漫画で作者は、満州における被害者の視点で何かを告発するようなものではなく、かといってお気楽なエンタメ系でもない漫画に仕立て上げたといっています。
満州の歴史は僕たちもしっかり勉強しておかなくてはいけないと思うので、その満州に対して興味を持てる面白い漫画としておすすめします。
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世界史をマルっと学べる漫画
歴史の漫画で学べるのは、中国史だけではありません。
中国史を漫画で勉強するなら、せっかくなら世界史も漫画で読んでみましょう。
世界史の漫画は大雑把な流れを説明するものが多いですが、時代と時代の繋がりや事件と事件の関連性を理解するだけでも理解度がぐんと上がり、頭の中で点と点が線で繋がるような感覚になります。
大学受験用「学習漫画 世界の歴史(集英社版・学習漫画) 」
個性のあるキャラクターとユーモア溢れるストーリーで、小学生でも楽しめるレベルにわかりやすく世界史を学ぶことができます。
このシリーズを読めば、西洋史、中国史、インド史、中東イスラム史などの世界の歴史が大まかに描かれています。
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高校生用「「なぜ?」がわかる世界史 近現代(オスマン帝国~現代)」
学校の先生がホームページに書いていた内容を書籍化した漫画集です。
全く世界史に興味がなくても読めるほどのわかりやすさと、教師ならではのポイントを押さえた解説に定評があります。
他の漫画はさらっと歴史の概要を眺めるくらいのレベルのものが多いですが、この本はしっかり分厚くて内容も受験勉強に十分です。
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学研まんが NEW世界の歴史
フルカラーの図解と、コラムチックに並べられた先生の解説ページが見事にマッチしていて、目で見ても疲れないような構成になっています。
このシリーズは日本史から世界史、人物辞典などに繋がっているため、一つの出来事をテントして覚えるのではなく、他の出来事との関連性を持たせて理解することができます。
小学生でも楽しく読めて内容も濃い本格的な世界史漫画です。
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学習まんが 別巻 人物学習事典
先ほど紹介したNEW世界史の別巻です。
この漫画では歴史の重要人物に関して、人物紹介をメインとしています。
内容は中学レベルで、世界史の中でも基本レベルです。
大学受験を目指すにはやや物足りない部分はありますが、世界史において登場人物を覚えるのはかなり難しい部分なので、そこに特化して知識を深めることができるのは高校生にとっても有益なことです。
全てが漫画ではなく、子供でも読める程度の文章で紹介文が書いてあったりと、内容の充実度でも満足できます。
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分かりやすい「マンガ世界の歴史がわかる本 」
わかりやすさを重視して、世界の歴史のあらすじをかいつまんで説明してくれています。
授業でなんとなく世界史を習ったけど、断片的な知識しかなくていつも年代を覚えることができない、という悩みがある人は、このように概要をかいつまんで流れを重視して解説している漫画を読むことで前後関係を理解することができてスッキリするケースが多いです。
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世界一おもしろい 世界史の授業
この漫画では、世界史の中で重要とされている出来事について、「なぜ」「どうして」という因果関係を詳しく丁寧に解説しています。
歴史用語の使用は最小限に抑えているので、全く世界史の知識がない人が読んでも、スッキリ理解することができます。
世界史が苦手な人はこの本でゼロから学び直してみましょう。
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【まとめ】大学受験に役立つ中国史が学べるベスト3
この記事では、大学受験にも役立つ中国史が学べる漫画を紹介しました。
僕が好きな中国の言葉に、次のようなものがあります。
不登高山,不知天之高也。不临深溪,不知地之厚也。
「高い山に登らなければ、空の高さを知ることはできず、深い渓谷へ臨まなければ、大地の深さを知ることはできない」
これは孔子が残した言葉で、「物事を知るためには、それを知ろうと努力しなければならない」という意味が込められています。
中国は今も昔も、日本と様々なトラブルを抱え、日本人の中国に対するイメージは悪いことが多いです。
それでも僕たちは、中国という規模の大きな国を数千年の歴史を遡って知ろうとすることで、お互いにもっと理解し合えるのではないかと考えています。
中国の文化を知るには、少しでも中国語の知識があると、もっと楽しめるのでぜひ中国語入門の本も見てみてくださいね。
この記事ではたくさんの漫画を紹介してしまったので、最後にもう一度、僕のおすすめベスト3を紹介します。
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以上、「読めば有利!大学受験に役立つ中国史が学べるおすすめ漫画!」でした!
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