【独自解説】HSKのレベルが9級に?リニューアル情報まとめと今後の対策

この記事のまとめ
  1. 2021年7月1日に、「国际中文教育中文水平等级标准」が発表される。
  2. 現時点でのHSK1~6級には、これから3〜5年の間、変更はなし。現時点で持っている資格はそのまま有効、これからとった資格も同じく使える。試験の内容も日程も変わらない。
  3. 2022年3月の試験から、正式にHSK7~9級が追加される。7~9級の試験は同じ問題を解いて点数によってレベルが判定される方式。

先日、HSKから公式に、HSKがリニューアルされるという発表が出ましたね。

公式発表の中身を見てみると、けっこうとんでもない変わり方をしていたので
今回の動画ではまず速報としてみなさんに情報を共有します。

これまでのHSKのレベルとも大きく変わる可能性があります。

また、ニュースのシェアと一緒に僕なりの解釈・予想もお伝えします。

これに関してはただの思いつきなので、参考程度にご覧ください。


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【作文テンプレあり】HSK5級のやさしい勉強法とおすすめ参考書【合格レベルを超えるコツ】

HSKのリニューアル内容

今回のHSKリニューアルで変更されたのは、以下の3点です。

  • レベルわけ
  • 各レベルの難易度
  • 試験内容

HSKのレベルわけについて


これまでのHSKが6段階でレベルわけされていたのに対して、
新しいHSKでは3段階と9つのレベルに分かれています。

以下は、国际中文教育中文水平等级标准の内容です。

初級
(1~3級)
基本的な中国語を理解し、簡単なフレーズを使って日常生活を送ることができる。中国文化に関する知識も少しだけ持っていて、国際交流の初歩ができるスキルを持っている。
中級
(4~6級)
多くのテーマに関する中国語の知識を持ちあわせていて、それらを日常生活に応用できる。基本的なも中国文化に関する知識も持っており、一般的な国際交流なら行うことができる。
上級
(7~9級)
多くのテーマや複雑な構成をなす中国語に関する知識を持っており、学術や日常生活でロジカルに討論することができる。中国文化に対して深い知見を持っており、国際舞台で交流する能力を持ち合わせる。

ということで、この説明っていうのは雰囲気でしかないんですけど
なんとなく、上級のレベルはかなり高そうだなって感じますね。

MEMO
もしかしたら、通訳案内士レベルの難しさかもしれません。

【2021.4.23追記】
HSKに7~9級が正式に登場するのは、2022年3月の試験からです。それまではいくつかの準備を重ねながら、本格的に準備を進めていく予定だそうです。
HSK7~9級に関して現時点で決まっていることは、7~9級は同じ試験内容で、点数に応じてレベルが判定されるということです。TOEICと同じ形式ですね。

新しいHSKの難易度

各レベルの難易度はわからないんですけど
出題範囲の単語数がはっきり出てたので、これで判断してみましょう。

まず、全体の出題範囲はこちらの表に示した通りです。
新しいHSKでは単語の他に、音節、漢字、文法の数まで指定されています。

音節 漢字 単語 文法 現HSKの単語数
1級 269 300 500 48 150
2級 468 600 1,272 129 300
3級 608 900 2,245 210 600
4級 724 1,200 3,245 286 1,200
5級 822 1,500 4,316 357 2,500
6級 908 1,800 5,456 424 5,000
7~9級 1,110 3,000 11,092 572

音節っていうのは、いわゆるピンインと声調の組み合わせのことで

母音x子音x声調記号

この組み合わせの数のことだと思われます。

中国語のピンインの種類

中国語のピンインの種類

MEMO
ピンインそれぞれに発音の難易度を設定して
レベルわけしているってことでしょうか?

ここで注目してほしいのが単語なんですけど

新しいHSKの単語

yuki

なんかキリの悪い数字だよね

一方で、漢字の方を見ると、増え方がめちゃくちゃきれいなんですよね。

新しいHSKの漢字

すごくきれいにわけられてる!

だからHSKは語彙力の難しさを、覚える漢字の数で判断しているとわかります。

初級はちょっと増えてるかな

yuki

中級以降では、そんなに差がなさそうだね(漢字の範囲)

【2021.4.23追記】
しばらくの間は1~6級の試験に変更はありません。現在のhskは、初級レベルにおいては学習者のレベルを測るには適しているため、内容も試験の日程も特に変更を加えずに継続していきます。もちろん、これまでに取得したhskの証明書はこれからも有効で、あらゆる場面で使うことができます。

しかし、今後ずっと変わらないわけではなく、3〜5年以内に変更を加えられます。まだいつになるかは書いていませんでしたが、1級〜6級もそのうち「标准」に従って試験スタイルを調整するそうです。

新しいHSKの試験内容

新しいHSKの試験内容

MEMO
従来のHSKでは、作文は3級以上の試験で出てくるようになっています。

対して新しいHSKでは作文は1級から出題されていて、翻訳に関しては7級以上の試験で出てくるようになります。
(2026年までに4級~6級でも加わります)

翻訳は中国語から日本語への翻訳が出題されるんじゃないかなと思います。

多分なんですけど、日本語から中国語の翻訳はないはずです。

yuki

問題文を世界中の言葉で作るの、めんどくさすぎるもんね

そして、この翻訳問題があるってことは、採点はそれぞれの国で行う可能性が高いです。

実はこれまでのHSKって、採点は全部中国でやってたという説が有力ですね。

でも翻訳問題があるってことは、その採点は母国語の人しかできないので
日本のHSK協会とかがそれを担当するんじゃないかなって思われます。

yuki

あるいは、中国語検定協会とHSK協会が手を組むとか…
まさかだけど、なくはなさそうね

そうすると何が起こるかというと、料金が上がる可能性があるんですよね。

日本でHSKの受験者は年間約3万人くらいで、この数字は中国語検定とほとんど同じです。

今のHSKと中国語検定の料金と見ると、こんな値段になっているんです。

HSKと中国語検定の料金比較
(これは現在のHSKの料金で、新しいHSKの料金ではありません)

準1級と1級では面接試験があるので、さらに料金が高いですね。
従来のHSKの料金が安かったのは、中国で一括採点をしていたのが理由です。

でも今後は日本で採点者を用意しなきゃいけなくなりそうなので
中国語検定の値段に近づいていく可能性が高いですね。

今でさえ高すぎるって言われているHSKの公式問題集も、今後は値段がどうなるのか心配ですね。

HSKニュース!9級に変わるのは本当だった
ということで、以上がHSKに関する速報のまとめとなります。

けっこういろんな憶測を立ててしまったんですけど、全て思いつきです。
参考程度に聞いていただければ幸いです。

yuki

HSKの変わりようはびっくりだったね
これからは試験の考え方が大きく変わりそうだよ

これまでのHSK対策とは、勉強のやり方も大きく変わることが予想されます。

僕も今までHSKに関する記事もYouTubeもいっぱい作ってきたんですけど、それ全部作り直しかなぁ〜って、思っているところです。

ただ、言葉は時代に合わせて変化していくものなので
それに合わせて試験が変化していくのは、とても素晴らしいことだと思います。

でも、忘れてはいけないのは

試験はあくまでも「パスポート」なのであって
大事なのは試験を取った後にどうするか

ということです。

試験が変わっても、自分の目標が変わらない限り目指す世界は同じなので
HSKの変化にもうろたえずに
これまで通り、中国語の勉強を頑張っていきましょう!

参考文献
【公式サイト】《国际中文教育中文水平等级标准》发布

PDFはこちら(ちょっと重いです)】

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